【吟行俳句会とは】
句の基本は、自然(季題)からの感動を五七五に結ぶ文芸です。吟行句会では実際に四季折々の山川草木、風や光の移ろいを肌で受けとめ、机上では想像もつかない一句を生みだします。同行の仲間と共に発見を分かち合い、句会で互いの感受性を認め合います。
例えば秋の空を仰ぎます。空の青さを言う人がいます。雲の白さもありますね。なお集中してみていると、その作者だけの深い感動が生まれ個性的な一句につながります。
句会場では。気に入った句を投句用短冊に書き投句、次に投句用紙に清記、それぞれの好みの選句が行われます。選句が読み上げられ、作者は名乗り、選者の選句、評と続きます。
俳句は言葉の文芸であると同時に、人と人とをつなぐ文芸でもあります。吟行という共通体験を経て句を交わすことで、「自然と人」、そして「人と人」のつながりが深まるのです。
どうぞお気軽にご参加いただければと思います。皆さまと一緒に自然に触れ、歩き、語らい、そして一句を分かち合えることを楽しみにしております。
【10月の吟行俳句会】
日 時:令和7年10月19日(日)AM 10:00
集合場所:前橋公園「さちの池」時計塔付近
吟 行:前橋公園及びその周辺
句 会:13時締切 五句投句
※ 吟行俳句会に参加希望の場合、事前のお申し込みは不要です。直接会場へお越しください。